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お 知 ら せ
「集団事故想定訓練」
日 時
令和5年9月9日(土)14時00分~15時00分
場 所
伊佐市菱刈カヌー競技場
訓練想定及び実際
14:00 カヌー競技中、一艇が転覆し選手がおぼれる。
事故を目撃した待機選手と観客から、気分不良を訴える者が多数発生する。
消防組合各隊へ状況の無線連絡。
溺水者の救助開始。
救急隊からの事故状況等の情報を受け無線報告。
14:02 ドローン操縦
14:10 ドローンより溺水者への救命浮環(浮き輪)を投下し、その後救助艇に収容する。
14:17 医師会参入し、
(1) 重症 熱中症
(2) 狭心症疑い
(3) 中等度熱中症
(4) めまい症
を二次トリアージ及び応急処置を行い、伊佐市1次2次救急病院へ搬送する。
14:55 訓練終了
訓練実施項目
(1)通報伝達訓練
(2)救助活動訓練
(3)現場応急救護処置・救急指揮所設置訓練
(4)トリアージ訓練
(5)搬送訓練
(6)現場広報・傷病者掲示訓練
総 評
前回、昭和47年(1972年)、鹿児島で行われた「太陽国体」以来、51年を経て今年「燃ゆる感動かごしま国体」が行われ、伊佐市ではカヌー競技が開催されます。令和元年(2019年)8月高校総体(インターハイ)のカヌー競技において、救護班として参加しました。大会は盛況であり、全国から選手、その父兄、観覧者、報道スタッフの方等大勢の方が集まりました。8月に行われたために、熱中症の方が数名発症されました。カヌー競技内での事故はありませんでした。しかし今回の国体はさらに規模は大きいものと思われます。県民はまた他県の方々が高揚する中、事故は必ずと言っていいように起こり得るものです。今回の訓練は大変意義深いものになったと思います。今回の訓練を基に大会に臨んでいきたいと考えています。
文責 伊佐市医師会救急担当理事 寺田 歩