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人目のお客様です
お 知 ら せ
巻頭言
医療法改正の経緯と今後の方向性を読み解く試み | 水間 良裕 |
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話 題
療養通所介護事業と小児外来リハビリテーション事業のご紹介 | 松元 博美 |
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Tokyo2020 | 松本 滋 |
日本神経学会総会 | 高橋 浩一 |
学 術
高齢者喘息と慢性閉塞性肺疾患 | 田中 修也 |
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がん患者における静脈血栓症の治療 | 川崎 大輔 |
みんなの広場
イベントを通して伊佐の将来を考える | 山口 裕二 |
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写 真
「蓮華(れんか)」 | 水間 良信 |
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読書の勧め
水間 信寿 |
平山 大蛙 |
学校だより
「鹿児島県准看護学校連絡協議会研修に参加して」 | 山﨑 市子 |
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お知らせ
役員の動向
会員の動き
誕生日おめでとうございます
新入会員の紹介
編集後記
今年は、異常に暑い夏でした。その夏も台風が連れ去ったようで、夜のとばりが下りて眠りにつくとふとんがもう一枚欲しくなるこの頃です。暦の上ではすっかり秋なのですが、いよいよという感じです。人、それぞれですがどのような思いで秋を過ごされますか?
さて、その暑い盛りの8月に執筆されたという水間良裕先生の巻頭言は、「医療法改正の経緯と今後の方向性を読み解く試み」です。表を見るとこれまでの医療法改正の経緯が簡潔にまとめられています。昭和23年前後生まれを団塊の世代といいますが彼等の高齢者対策として今、話題の地域医療構想、地域包括ケアが第6次医療法改正の柱となっています。さらに第7次医療法改正(2017年9月分布)にも触れられ、私達にも問いかけています。
話題では、まず松元病院の新しい事業(療養通所事業と小児外来リハビリテーション事業)2つについて松元博美先生が紹介されています。いずれも大変な事業ですがみかけによらずパワフルに頑張ってらして素晴らしいなと思います。もう1つは、高橋浩一先生の日本神経学会総会にまつわる話です。規模の大きい学会になると主宰と開催地が違うという事があるのですね。私は、そんな経験がないので何とも言えませんが徳島大教授の会長講演が英語だったというのは非常識としかいいようがありません。英語の重要性はわかりますが、それも時と場合によりけりです。東京の知人によると六本木では、英語の出来るマンションの管理人は会社から優遇されるそうです。六本木界隈は、外国人も多いので英語だけでなく、外国語の必要性は現実的なものでしょう。経済的理由も拍車をかける要因となっているのは無理からぬことです。どこの国であっても母国語を大事にするのは当たり前ですが日本ではグローバルということで何となく疎かにしているような風潮が見え隠れしているように見うけられます。
松本滋先生の話題はTokyo2020,まさしく東京オリンピックのことです。私は、今回のリオの閉会式は最初から見る事が出来ました。松本先生同様にあのPRビデオはとても印象に残りました。安倍首相のマリオもサプライズでなかなかのものでした。最近、都庁の問題が色々と明るみに出て、大丈夫かなという不安がありますが4年後、多くの人に喜ばれる大会になってほしいと願わずにおれません。
学術は、高齢者喘息とCOPD、ACOSも含めて興味ある坂東教授の御講演、、簡潔にまとめていただきました。田中修也先生、松山洋美先生、有難うございました。
次は、読書の勧めです。以前は、書評といって平成11年1月から始まった企画で今に至っています。そのトップバッターは、今は亡き黒島先生でした。その先生のおすすめの一冊として、たしか渡部昇一著による「日本史からみた日本人」シリーズが紹介されていたと思います。先生との早すぎる別れは、返す返すも残念でなりません。この年から私は編集委員となりました。光陰矢のごとしですね。前置きが長くなりましたが、今回は水間信寿先生です。「神々の沈黙」、「月と蛇と縄文人」と2冊紹介されています。2つともどこかで手にした記憶はあるのですがいつだったか思い出せません。自動人間や2分心など聞き慣れない言葉が出て来て、とまどうばかりで難しいですね。今だに縄文人は謎だらけです。タイムマシンがあればタイムトラベルしてその時代を見てみたいものです。
さつま狂句の平山先生、今回も有難うございます。
最後は、山﨑先生の准看護学校連絡協議会の研修会です。講演の内容は今の生徒さん達に通じるものがあるようで研修の成果が得られるよう期待しています。
松﨑 信行